妙心寺について

臨済宗妙心寺派人権擁護推進指針

(二)本派教団における研修・研究体制

(1)研修・研究体制

(Ⅰ)本部役員、本所職員の研修会並びに議員、宗務所長、教化主事、宗務支所長等、本派公職者及び本派布教師の研修の場を設定する。
(Ⅱ)人権擁護推進委員、各教区人権擁護推進員の合同研修・研究会を開催し、人権問題に関する認識を深める。年2回開催の予定、1回は本山にて、2回目は、現地研修を行う。各教区人権擁護推進員は「教区住職研修会」において必ず研修報告をするように務める。
(Ⅲ)本山並びに各教区の住職研修会において、本指針の方向、目標、具体的取り組み並びに課題を取り入れられるよう、また、特に本派寺院住職が、これだけはわきまえていなければならない人権に関する項目をまとめた『人権Q&A』(妙心寺派宗務本所刊)をテキストとして使用することを要請する。※ビデオ機器の活用等を図る(教区より要請があれば、本部事務局員が出向する)。
(Ⅳ)本山、各教区の寺庭婦人研修会等でも同様の取り組みを要請していく。
(Ⅴ)花園会本部の研修会等においても、教団としての取り組みが、報告できる場を設定するよう、働きかける。

(2)各種研修会及び研究会における留意点

(Ⅰ)目的、内容を明確にすること。
(Ⅱ)形式的に流れないよう、自由に発言できる場を設定する。
(Ⅲ)発言者が偏らず、多くの人々が発言できるよう配慮する。
(Ⅳ)質問や意見が出た場合、助言者がいる場合は、助言者がすぐ答えるのではなく、参加者で話し合えるよう配慮する。
(Ⅴ)発言の中で誤った考え方や認識等があった場合、その場でいろいろな意見を吸収しながら、助言者、発言者を含め、全員で正しく理解できるよう十分話し合い、不十分なままで外部に持ち出さないよう参加者の発言を確保、保障する。

(3)本年度の研究・研修テーマ

 21年度の基幹テーマは生活信条の昨年に引き続き「人間の尊さにめざめ自分の生活も他人の生活も大切にしましょう」と定め、宗門を取り巻く様々な人権や差別についての身近な問題について取り組むこととしました。また、新たに始まった裁判員制度に目をむけサブテーマに「法と人権に対する宗教者の立場」と定め研修を行います。