体験

坐禅の仕方

まず姿勢を調えましょう(調身)

自分の席に着いたら、まず座布団を二つに折って、お尻の下に当てます。
そして、右の足を左の腿の上にのせます。

さらに左の足を右の腿の上にのせます。
これを「結跏趺坐」(けっかふざ)といいます。
この方法が無理な方は、右の足を左の腿の上に乗せるだけでもかまいません。
これを 「半跏趺坐」(はんかふざ)といいます。

手は、掌を上向けて、右手を足の上におきます。
そして、その上に左手をのせ、両手の親指の尖端が軽く触れるように組みます。
上半身はまっすぐにしてアゴを引き、頭が前後左右に傾かないようにします。
さらに、 身を前後左右に動かし、重心を安定させます。
眼は半眼にして1メートル程先を視ます。
次に肩の力をぬき、背骨をまっすぐに立てます。
舌は上アゴにつけ、両唇と上下の歯を軽く合わせます。

 

次に呼吸を調えましょう (調息)

姿勢を調え、次に呼吸を調えます。
その方法は、腹式呼吸を繰り返すことです。
腹式呼吸は、深々と吸い込んだ息を吐き出すにつれて、しだいに下腹部に力が入るようにします。
そして、徐々に静かな呼吸に調えていきます。
この場合、深呼吸のように腹一杯吸い込む必要はありません。
吐く息を静かにゆっくり、長々と出すことが大切です。

そして心を調えましょう (調心)

姿勢と呼吸が調ったら、心を調えます。
最初は出入りの息を数える。これを「数息観」と言います。
一呼吸を一つとし、息を出すとき、ひとつ、ふたつ、みっつと心の中で静かに数え、
十まで数えたらまた一つに戻って一より始めます。
これをくり返し、精神を集中させます。
坐禅をしていると雑念が涌いてきて、なかなか無心になることができません。
「数息観」を続け、身体と呼吸、心を調える努力が大切です。

 

坐禅への準備

場 所
静かな所で厳粛な雰囲気をもって坐ることが望ましいです。
直射日光や強風を防ぐ工夫をし、明りはまぶしくないようにします。

 

敷 物
本格的に坐るには、僧堂で使う単ぶとんが良いです。一般的には、平常用いる座ぶとんを使い、一枚は下に敷き、もう一枚を二つ折りにして尻の下に敷きます。

 

衣 服
ネクタイやバンドをゆるめ、ズボンもゆったりしたものを着用することが望ましいです。
また女性の場合は、坐ったときに幅が広いスカートの方が適しています。足袋や靴下は脱いで坐ります。

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