花は一様の春を知る」野に、山に、街に、花々が咲きはじめ春の訪れです。 「花」、四月八日は『花祭り』お釈迦さまのご誕生のお祝いです。
お釈迦さまは誕生されるとすぐに、東西南北の四方に七歩あるかれ、右手で天、左手で地をさし「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えられています。 この伝えは、後世の人がお釈迦さまの教えの内容を要約し、それを「天上天下唯我独尊」という「誕生偈」に託したということではないでしょうか。そう考えると「誕生偈」こそ「お釈迦さまの教えの宣言」と言えましょう。 「天上天下」は、広い宇宙全体のことをさします。「唯我」とは絶対の独り、「独尊」とは比類のない尊さです。そこで「天上天下唯我独尊」とは「この広い宇宙に存在する全てのものは、みな比類のない尊い存在である」ということです。 昨年ヒットした、SMAPが歌う『世界に一つだけの花』という曲があります。その歌詞の一節です。 --前略-- そうさ僕らは 世界に一つだけの花 ひとりひとり 違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい --中略-- そうさ僕らも 世界に一つだけの花 ひとりひとり 違う種を持つ その花をさかせることだけに 一生懸命になればいい 小さい花や大きい花 一つとして同じものはないから NO・1にならなくてもいい もともと特別なONLYONE! (LaLaLa・・・・・・) 「天上天下唯我独尊」を「世界に一つだけの花」と受け取りました。「世界に一つだけ」、ONLYONE!なのです。 小さい花や大きい花、私たち一人ひとりは、「世界に一つだけ」のかけがえのない尊い存在なのだ!とのお釈迦さまの宣言です。
微笑義教
妙心寺では、みなさまが実際に目で見て体で感じることができる法要・行事、坐禅会、写経会、御詠歌など、様々な行事をご用意しております。積極的に参加することで、妙心寺の教えや歴史に触れてみましょう。